🔍 まず確認したいのは「誰の所有か」
撤去に取りかかる前に、まず最初に確認すべきことがあります。
それは「そのブロック塀が誰のものなのか」という点です。
というのも、塀が自分の敷地内に完全に立っている場合は問題ありませんが、境界線上に設置されている場合や、双方の敷地にまたがっている場合には、
隣地の方との協議や合意が必要になることもあるからです。
したがって、できるだけ早い段階で現地調査や境界確定測量を行うと安心です。
🔧 撤去作業の流れと内容
次に、実際の撤去作業について見ていきましょう。
ブロック塀の撤去は、単に壊すだけではありません。騒音・粉塵・安全確保など、周囲への配慮が求められる作業となります。
以下が、一般的な作業の流れです
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現地調査・境界確認
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作業前の近隣挨拶
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電動カッターやハンマーによる解体作業
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発生材(コンクリートガラ等)の搬出・処分
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地中基礎の撤去(必要に応じて)
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土戻しや整地作業、最終清掃
場合によっては重機を併用することもありますが、狭い場所では手作業中心となることもあります。
また、鉄筋入りのブロック塀である場合、撤去に時間がかかることもあるため要注意です。
💰 費用はどのくらい?
ブロック塀の撤去費用は、塀の高さ・長さ・作業条件によって異なります。
たとえば、下記は実際の費用目安です:
高さ | 1mあたりの費用(税別) |
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約60cm(2段) | 4,000~6,000円 |
約120cm(4段) | 6,000~9,000円 |
地中基礎の撤去 | +3,000~5,000円 |
このほかにも、処分費・整地・交通費・安全対策費などが加算される場合があります。
そのため、見積り時には**「何が含まれているのか」**をしっかり確認することが大切です。
⚠️ 注意すべきポイント
とはいえ、ただ壊せばいいというものではありません。
隣地とのトラブルを避けるためにも、以下の点には注意が必要です:
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所有者の確認(お隣と共有かどうか)
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撤去前の説明・同意
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新しい境界(フェンスや目隠し)の設置の要否
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解体後の雨水・土砂流入への対策
とくに「勝手に壊した」と誤解されるケースは、のちのち大きな問題に発展することもあります。
だからこそ、プロによる現地調査や説明同行などを活用されると安心です。
🛠 まとめ:壊す前に“備え”を
このように、境界ブロックの撤去は見た目以上に繊細な工事です。
解体・造成・外構などトータルに見渡せる業者に依頼することで、トラブルのない撤去が実現できます。
私たち「みなみの解体」では、現地確認から近隣説明、撤去・処分までワンストップで対応可能です。
👉 ご相談・現地調査は無料です。
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