みなみの解体解体コラムその他🛠️建物の解体でよく見る“あのシート”って何?

解体コラム

2025.08.05

🛠️建物の解体でよく見る“あのシート”って何?

こんにちは。南日本ハウスグループ南日本開発㈱【みなみの解体】です

建物を解体している現場で、建物のまわりをぐるっと囲む白やグレーの大きなシートを見たことはありませんか?

あのシートの正体は「防塵シート」。

見た目は地味ですが、実は現場とまわりの人々を守るとても大切な存在なんです。


🔍防塵シートとは?

解体工事中に出るホコリやチリ(=粉じん)をまわりに飛ばさないための専用シートです。

住宅地や繁華街など人が多い場所では、近隣への迷惑を最小限に抑えるために必ず使われます


🧵何でできているの?|素材の種類

防塵シートは、主に以下のようなビニールやポリエステルなどの強い素材で作られています。

種類 特徴
メッシュタイプ 網目状で風通しが良い。軽くて扱いやすい。
ターポリンタイプ 厚手で密閉性が高く、ホコリを通しにくい。強度も◎
防炎仕様 火が出ても燃え広がりにくい加工がされており、安全性が高い(消防法で義務付け)

ほとんどの解体現場では、防炎メッシュシートが使われています。


📏厚みってどのくらい?

実は、防塵シートには用途に合わせた“厚み”の違いがあるんです。

種類 厚さの目安 特徴
薄手メッシュ 約0.25mm前後 軽くて扱いやすいが、強風対策や耐久性はやや劣る
標準タイプ(防炎メッシュ) 約0.3~0.35mm 解体現場でよく使われる厚み。風にもホコリにも強く、バランスが良い
厚手タイプ(ターポリン) 約0.45~0.5mm以上 密閉性・遮音性が高く、都市部や粉じんの多い作業で活躍。ただし重く、コストも高め

👉 鹿児島市内の一般的な住宅解体では、0.3mm前後の防炎メッシュタイプが主流です。

繁華街(例:天文館)や店舗密集地では、防音・防塵のために厚手タイプを使うこともあります


💪防塵シートって、なにが“すごい”の?

  • 🧱ホコリ・チリの飛散をブロック

     → 解体では壁や屋根を壊すと大量の粉じんが出ます。シートが空気のフィルターのような役割を果たします。

  • 🔇音や視界の緩和

     → 騒音を完全には防げませんが、一枚あるだけで音がやわらぎ、作業の様子が見えにくくなるため安心感があります。

  • 💨風よけ・飛来物防止

     → 解体中は建物がむき出しになるため、飛び散る破片や風の巻き込みを防ぐ役割もあります。


🧯設置にも技術と配慮が必要

  • 足場にしっかり張るため、専門の職人が安全帯をつけて設置します

  • 風の影響や現場の広さに応じて種類や厚みを選ぶ必要があります

  • 鹿児島市でも、防塵シートの設置や養生は**「建設リサイクル法」に基づくマナー・ルールの一部**です


🌸まとめ|防塵シートは「まちを守るやさしい壁」

解体工事というと「壊す」イメージが強いですが、**防塵シートは“まわりを守るための配慮”**です。

  • 近所の方にホコリが飛ばないように

  • 通りすがりの人が安全でいられるように

  • 火や風のリスクから現場を守るために

防塵シートには見えない気づかいと技術がたっぷり詰まっています。

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