昨日、大浪池から韓国岳へ登られた方から、とても美しい写真が届きました。晴れ渡る空の下、青く澄んだ大浪池を背景に、鮮やかなピンクの花々──
そう、ミヤマキリシマが満開🌸を迎えていました。
霧島連山の初夏を彩るこの花は、九州の高地に自生するツツジの一種で、5月下旬から6月中旬にかけてわずか数週間しか咲かない、
まさに“この時期だけ”の自然の贈り物です。
登山道沿いに咲き誇るミヤマキリシマの群生は、まるで山肌を染める絨毯のようで、歩くたびに目を奪われます。
とくに大浪池と韓国岳のルートでは、青い湖と新緑の山々、そしてピンク色の花が織りなす景色が絶景そのもので、足を止めて見入ってしまうほどの美しさです。
今年もその見頃を迎え、写真からもわかる通り、今まさにミヤマキリシマの最盛期。
ミヤマキリシマが咲くこの季節の霧島は、心も体も軽くなるような清々しい空気と、山ならではの静けさに包まれています。
ミヤマキリシマの見頃はほんのわずか。「次に行こう」と思っていたら、すでに散っている…ということもしばしば。
写真提供の方も昨日の登山では、晴天にも恵まれ、ミヤマキリシマのベストタイミングを楽しめたとのことでした。
今だけしか見られない景色を、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいと思います。気になる方は、ぜひお早めにお出かけください。
🥾登山をされる方は、帽子や日焼け対策、そして風よけの軽い上着も忘れずに準備しましょう。
花の群生地では足元に気をつけ、決して花を踏まないよう登山道を自分のペースで歩いていくことをお勧めします。
自然の美しさは、私たちが少し気を配ることで、未来に残していける大切な宝物です。
登山道のあちこちで咲く花々に囲まれながら、湖と山のコントラストを楽しめるのはこの季節ならではのご褒美味わってみませんか。