みなみの解体解体コラムアスベスト🧱 鹿児島での解体前に必須!🧪 「石綿(アスベスト)事前調査報告システム」とは

解体コラム

2025.11.10

🧱 鹿児島での解体前に必須!🧪 「石綿(アスベスト)事前調査報告システム」とは

こんにちは。南日本ハウスグループ南日本開発㈱【みなみの解体】😊です

2023年10月より、全国のすべての建築物の解体・改修工事において、

アスベスト(石綿)事前調査の実施と電子報告が義務化されましたことは皆様ご存じでいらっしゃいますでしょうか?

鹿児島でも例外ではなく、

解体に対しての建物では「延べ床面積・構造・築年数に関係」でこの調査が必要です。

木造住宅を含むすべての建物は、規模の大小にかかわらず、解体や改修の前にアスベスト(石綿)事前調査を行う必要があります。

調査は「建築物石綿含有建材調査者」の資格を持つ専門家が行い、その結果をもとに安全な施工計画を立てます。

報告は、延べ面積が80㎡以上の解体工事、または請負金額が100万円以上の改修工事を行う場合は、調査結果を「石綿事前調査結果報告システム(環境省)」へ登録・報告しなければなりません。

この報告が完了していない場合、工事を開始することはできません。

小規模工事など報告対象外の場合でも、調査結果は必ず現場や事務所に備え付け、関係者が確認できるようにしておく必要があります。


🏠 アスベスト調査が【義務】となる建築物

🔹 対象となる工事

以下のいずれかの工事を行う前には、必ずアスベスト事前調査を行わなければなりません。

区分 具体的な工事内容 対象建築物
① 解体工事 建築物の全部を取り壊す工事 延べ面積80㎡以上の建築物
② 改修・リフォーム工事 内装・屋根・外壁などの一部撤去や改修 規模に関係なくすべて対象
③ 設備撤去工事 ボイラー・配管・空調ダクト等の撤去 アスベスト含有のおそれがある場合はすべて

面積の大小にかかわらず、リフォームや部分改修も対象 になる点がポイントです。

※ たとえ「トイレだけ」「天井の張替えだけ」でも、対象建材にアスベストが含まれている可能性がある場合は調査義務があります。


🧱 調査の対象となる建材(アスベスト含有の可能性があるもの)

部位 主な建材例
天井・壁 吹付け材、スレート板、ケイカル板、石膏ボード、塗材下地
ビニル床タイル、長尺シート、接着剤
屋根 スレート瓦、波板スレート、セメント板
外壁 窯業系サイディング、モルタル、塗材
設備機器 パッキン・断熱材・ボイラー保温材・煙突ライニング材

🏠調査でよく見つかる部位(木造住宅の場合)

部位 材料 含有の可能性 検体採取目安
屋根 スレート瓦・カラーベスト 1〜2検体
外壁 モルタル・リシン・吹付塗装 1〜2検体
天井 ロックウール・ジプトーン 1検体
ビニル床タイル・接着剤 1検体
配管 保温材・継手部 1〜2検体
換気ダクト・煙突周辺 耐火材 1検体

📊 平均採取検体数:5〜10箇所前後(木造住宅)

※現場によって異なります。


🔍 石綿(アスベスト)とは

アスベスト(石綿)は、耐火性・断熱性に優れた天然鉱物で、

昭和40〜50年代の住宅建材(屋根・外壁・床材・天井・パイプ保温材など)に広く使われていました。

しかし、微細な繊維を吸い込むと肺がん・中皮腫などを引き起こすおそれがあり、

2006年以降、使用禁止・除去義務化が進められています。


🧾 調査の流れ(鹿児島市内の場合)

段階 内容 対応者 備考
🏗️ ① 現地建物の確認 図面・構造・築年数・仕上げ材などを確認 調査員資格者(石綿含有建材調査者) 木造でも対象
🧱 ② 採取・検体分析 壁・屋根・床などからサンプルを採取し、分析機関で検査 登録分析機関(偏光顕微鏡法など) 部位ごとに1〜10検体
💻 ③ 結果報告 結果を電子システムへ登録・報告 調査者または解体業者 「石綿事前調査報告システム」に入力
✅ ④ 結果の掲示・説明 現場掲示板や見積書に結果を記載 解体業者(みなみの解体) 報告番号を明記

📅 調査のタイミング

  • 解体着手の7日前までに報告完了が必要

  • 調査は「見積もり前」または「契約前」に行うのが理想です

  • 結果の報告を終えないと、行政上、工事が開始できません

💡 みなみの解体では、

お見積りと同時に石綿事前調査を行い、結果を報告番号付きでお客様にご説明しています。


👷‍♂️ 対応できるのは「調査員資格者」のみ

この調査は誰でも行えるわけではありません。

法律上、石綿含有建材調査者という国家資格を持つ調査員だけが実施できます。



資格を持たない人が調査を行うと、法令違反(30万円以下の罰金など) になる可能性があります。

🪪 みなみの解体の調査体制

  • 有資格者:石綿含有建材調査者(一般・一戸建て住宅対応)

  • 登録番号あり(厚生労働省認定講習修了者)

  • 鹿児島市内を中心に現地調査対応

📋 調査時は、

  • 図面・建物仕様の確認

  • 現地採取

  • 写真撮影

  • 検体の封入・送付

  • 報告書作成

 


📲 電子報告システム(石綿事前調査報告システム)とは

厚生労働省の公式サイトhttps://www.ishiwata.mhlw.go.jp/運用されており、

調査結果はインターネット上で行政へ直接報告します。

報告内容には:

  • 建物所在地

  • 調査者情報

  • 建材別分析結果

  • 解体予定日

  • 解体業者情報

    などが含まれます。

みなみの解体では、報告登録まで代行対応可能

報告完了後に発行される「受付番号」を保管しています。


⚙️ 調査費用の目安

建物規模 検体数 単価費用目安(税込)
木造平屋(20〜30坪) 約3~4検体 約33,000〜55,000円
2階建住宅(30〜40坪) 約8〜10検体 約55,000〜88,000円
店舗・倉庫併用住宅 構造により変動 約88,000円〜

※解体工事と一緒にご依頼の場合は検体数と金額はご相談させていただいております。
※アスベスト調査費用であり、調査後アスベストが見つかった場合は除去費用が別途必要となります


💬 みなみの解体からのお願い

鹿児島市を拠点に「解体+外構+土地活用」を一貫して行っておりますが、

アスベスト単体での調査依頼(特に市街地以外・遠方からのご依頼)については、下記のようにご案内させていただいております。

⚠️ 現在、鹿児島市内および近郊での解体・外構工事をご依頼のお客様を優先で対応しております。

そのため、**アスベスト調査のみの単体依頼(調査のみ・工事なし)**につきましては、一時的にお断りさせていただく場合がございます。

これは、限られた人員の中で

資格者による安全で確実な調査を維持するための対応であることをご理解頂きます様お願い致しております。

📞 調査のみをご希望の場合も、

まずはお気軽にご相談ください。状況に応じて柔軟にご対応させていただきます。


🌿 まとめ

アスベスト調査は、ただの「形式的な検査」ではありません。

それは解体現場の安全・環境・健康を守る第一歩。

鹿児島の解体業者として、みなみの解体は

  • 石綿含有建材調査者による正確な調査

  • 石綿事前調査報告システムへの電子届出

  • 報告完了証・受付番号の提示

    を通して、地域とお客様の安心を守ります。


🪶 鹿児島での解体・アスベスト調査のご相談は「みなみの解体」へ

📍 鹿児島市・姶良市・霧島市・鹿屋市ほか県内全域対応

📞 現地調査・お見積り無料

 

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みなみの解体は、鹿児島における豊富な経験と実績で地域最先端の解体業者です。
建物の解体や内装の解体、アスベストの調査・除去作業も安心してお任せいただけます。

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