4月も終わりに近づき、鹿児島は少しずつ初夏の気配を感じる季節になってきました🌿
この時期になると、なぜかふと思い出す“懐かしい味”があります。
先日、親戚の叔母が久しぶりに作ってくれた「かからん団子」をいただきました🍡
手に取った瞬間に広がるのは、包んであるけせんの葉の香り🍃
この香りが本当に印象的で、まだ口にしていないのに、子どもの頃の記憶がふっとよみがえります。
台所で蒸しあがるのを待っていた時間や、家族や親戚が集まっていた風景。
香りひとつで、そんな情景まで思い出させてくれるのが、かからん団子の魅力だと感じます😊
ひと口食べると、ヨモギの風味がやさしく広がり、もっちりとした食感の中にほどよい歯切れの良さ。
甘さも控えめで、どこか素朴で落ち着く味わいです。
派手さはないけれど、何度でも食べたくなる、そんな安心感のあるお菓子です🍡✨
かからん団子は、鹿児島の代表的な郷土菓子のひとつで、特に端午の節句の時期によく作られてきました🎏
名前の「かからん」は、この団子を包む葉を指すとも言われており、この葉には香りづけだけでなく、防腐の役割もあります。
昔の人の知恵が詰まった、とても理にかなった食べ物なんですね。
さらに、子どもが元気に育つようにという願いを込めて、各家庭で手づくりされてきた背景もあります。
ただのおやつではなく、そこには家族の想いや季節の行事がしっかりと息づいています😊
今回いただいた団子も、きっと叔母なりの分量や感覚で作られていて、どんなふうにこんなおいしく作ったんだろうと想像しながらたべるのも楽しみの一つです。
そう思うと、一つひとつがとても貴重で、ゆっくり味わいたくなります。
今は何でも手軽に手に入る時代ですが、こうした手づくりの味には、やはり特別な価値があります。
時間をかけて作ることで、その中に人のぬくもりや思い出が自然と込められているように感じます。
鹿児島で暮らしていると、こうした昔ながらの文化に触れる機会が残っているのも魅力のひとつです🌸
忙しい日々の中でも、こういうひとときがあるだけで、少し心がやわらぐ気がします。
私たちは鹿児島で解体のお仕事をしていますが、家や土地にも同じように思い出が詰まっています🏡
「解体」は新しいスタートのための一歩でもありますが、その前にある暮らしや歴史にも目を向けながら向き合っていきたいと考えています。
4月の終わり、少し懐かしさに包まれた時間でした😊
もし機会があれば、ぜひかからん団子を味わってみてください。
きっと、味だけでなく思い出ごと感じられるはずです🍡✨
鹿児島で解体や空き家のことをお考えの際は、いつでもお気軽にご相談ください😊