最近、東北地方を中心に地震が続いており、ニュースを見るたびに「遠い地域の話」と思いながらも、ふと 「明日は我が身かもしれない」 と感じる方も多いのではないでしょうか。
鹿児島は地震が少ないイメージを持たれがちですが、実際には 南西諸島海溝・日向灘・トカラ列島近海 など地震が起きやすい場所に囲まれており、さらに 桜島をはじめとした火山活動 も身近にある地域だからこそ、普段からの備えがとても大切になります🌋⚠️
特に年末年始は、家族が集まる・帰省する・夜間に地震が起きる可能性が高まる時期でもあり、もしこの時期に大きな地震や火山活動が起きた場合、交通機関の乱れや物流の停止、停電や断水が長引く可能性も考えられるため、鹿児島県民として 「慌てないための準備」 を今のうちに整えておきたいところです🕯️
🛏️ 今すぐできる地震対策(身の回りの安全確保)
地震対策というと難しく感じがちですが、まずは 「ケガをしない環境づくり」 がとても大切で、今日からすぐにできることがたくさんあります。
✔ 家具の転倒防止を確認する
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背の高いタンス・本棚・食器棚は、L字金具や突っ張り棒で固定する
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テレビや電子レンジは、耐震マットを敷いて滑り防止をする
👉 倒れてきた家具によるケガを防ぐための基本対策です。
✔ 寝室には倒れやすい家具を置かない
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ベッドや布団の近くに棚・背の高い家具を置かない
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枕元の上に物を置かず、落下しやすいものは撤去する
👉 就寝中の地震でも、頭や体を守りやすくなります。
✔ 枕元にスリッパを用意する
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ガラスや食器が割れた場合に備えて、すぐ履けるスリッパを置く
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厚底タイプや底が硬いものがおすすめ
👉 夜間の地震でも、足をケガせず安全に動けます。
✔ 通路や出入口をふさがない
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廊下や玄関に物を置きすぎない
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非常時にすぐ外へ出られる動線を確保する
👉 避難時の転倒やパニックを防ぎます。
✔ 懐中電灯をすぐ手に取れる場所へ
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ベッド横や枕元に置いておく
- 電池の残量も定期的にチェック
👉 停電時でも落ち着いて行動できます。
次に、鹿児島ならではの注意点として 火山活動への備え も欠かせず、桜島の噴火や降灰が地震と重なった場合、屋外に出ることが危険になるケースもあるため、
マスク・ゴーグル・帽子などをすぐ手に取れる場所に置き、窓や換気口を閉められるよう事前に確認しておくことが安心につながります😷🌫️
もし年末年始に地震や火山活動の「被害が出る可能性がある」と予想・発表された場合は、まず 正しい情報を確認すること が大切で、テレビやラジオ、鹿児島県や市町村の公式サイト・防災アプリを活用し、SNSの不確かな情報に振り回されないよう心がけたいところです📱📻
自宅待機が必要になった場合に備えて、最低でも 3日分、できれば1週間分の備蓄 (水・レトルト食品・カセットコンロ・電池・モバイルバッテリー・常備薬などは年末前に一度チェック)賞味期限や残量を確認しておくことをおすすめします🥫🔋
また、高齢者や小さな子どもがいるご家庭では、寒さ対策も重要で、停電時に備えて毛布や使い捨てカイロを用意し、体調を崩しやすい方が無理をしない環境を整えておくことが命を守ることにつながります🧣🧤
鹿児島は自然が豊かで、火山とともに暮らしてきた地域だからこそ、「怖がりすぎず、でも油断しない」 という姿勢が大切で、日常の中で少しだけ防災を意識することが、いざという時の大きな安心になります🌈
この年末年始が穏やかに過ぎることを願いながら、どうか今一度、ご家族や身近な人と「もしもの時どうするか」を話し合い、鹿児島で安心して新しい年を迎える準備をしてみてくださいね🎍✨