🍁秋の風が心地よくなってくると、どこからか聞こえてくる子どもたちの元気なかけ声。
「よーい、どん!」の合図に、グラウンドに笑顔が広がる季節です。
昔の運動会といえば、朝早くからのお弁当作り、そして場所取り。まだ夜が明けきらないうちにお母さんが重箱を詰めて、お父さんはブルーシートを片手に校門前へ🌅。
「どこが日陰になるかな?」「テントはあの辺がいいよ」なんて家族総出の大仕事だったのではないでしょうか。
その大変さの中にも、きっと楽しさや家族の絆を感じる瞬間がありました。
お重箱を開けた瞬間の子どもの笑顔。“唐揚げいちばんおいしかった!”
その一言のために、朝から頑張れたお母さん。そんな思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
🍂 今の運動会は、みんなが楽しめる運動会
ここ数年で、運動会の形も少しずつ変わってきました。
鹿児島でも、午前中で終わる学校が増え、昼のお弁当タイムをなくすスタイルが主流になりつつあります。
お弁当は家庭で食べたり、教室で子どもたちだけが食べたり。炎天下でのお弁当時間や、場所取り合戦も少なくなり、
「親も子も無理せず楽しめる運動会」へと変化しています。
また、近年では地域のお弁当屋さんが「運動会限定弁当」を届けてくれることも。いつも頑張っている親も子供の成長を見るために集中したい!そんな思いもあることから
朝から無理をせず、家族の時間を大切にできる工夫が増えました✨。
学校によっては、観覧席の場所を事前に決めたり、入れ替え制にしたりといった配慮も。
みんなが平等に応援できるように🌈そんな温かい工夫が見られます。
🧡 形は変わっても、運動会に込める気持ちは昔と同じ。
わが子が一生懸命に走る姿、友だちと笑い合う瞬間、
そのひとつひとつが胸に刻まれます。
順位よりも、うまくできたかどうかよりも、「がんばったね」のひとことが、何よりのご褒美です。
子どもたちは、親の笑顔と拍手をいちばん覚えています。カメラ越しに見つめるまなざしも、きっと伝わっています📸💞。
昔のように大きな弁当を囲まなくても、家に帰って「今日はよく頑張ったね」と話しながら食卓を囲むことも子供と一緒に振り返って話ができる良い時間だと思います🌷。
🌿 大切なのは、“無理をせず、心が笑っていること”。
運動会は、子どもたちの成長を感じるだけでなく、家族のかたちや地域のあたたかさを見つめ直す日でもあります。
昔ながらの光景が懐かしい方も、新しい形にほっとする方も、どちらの想いも、中心にあるのは子供たちの笑顔😊
今年の秋も、子どもたちの笑顔と共に、それぞれの家庭の「やさしい運動会」が広がりますように。
🌸みなみの想い
「ひと手間を惜しまず、でも無理はしない」
解体の現場でも、家庭の時間でも、同じことが言えます。
昔ながらの良さを残しつつ、今の暮らしに合った形で過ごしていく。それが、今の時代の“ちょうどいい”家族のかたちではないでしょうか。
運動会シーズン、がんばる子どもたちへ、そして見守るご家族へ。たくさんの拍手と「おつかれさま」を贈ります🍀。