🌾鹿児島でも令和7年産の新米が出回り始めました。炊き立ての白いごはんを目にすると、やっぱり「今年もこの季節が来たなあ」と嬉しくなりますよね。
ただ今年は、☔梅雨入りの早さや集中豪雨など、自然の厳しさもありました。霧島や姶良を中心に田んぼが冠水したり、土砂が流れ込んだりと、大変な被害も出てしまったと聞きます。それでも農家の方々は一つひとつの田んぼを見守り、工夫を重ね、なんとか収穫につなげてくださいました。そのご苦労を思うと、食卓に並ぶ一膳のごはんが、いつも以上にありがたく感じられます。
鹿児島には、コシヒカリやヒノヒカリ、あきほなみなど、たくさんの品種があります。🍙なかでも「あきほなみ」は粒が大きく、つややかで、甘みと粘りのバランスがとても良いお米。冷めても美味しいので、お弁当やおにぎりにぴったりです。まさに鹿児島の誇れるお米のひとつですね。
💰価格は昨年より上がっていると聞きますが、それだけ手間ひまや自然との闘いを乗り越えて届けられている証でもあります。わたしたちがいただくご飯一杯の後ろには、農家さんの汗や工夫があることを忘れずに、感謝して味わいたいものです。
🏡新米をきっかけに、鹿児島のお米の魅力をもっと知って、地域全体で盛り上げていけたら素敵ですね。炊きたてのごはんに味噌汁、さつま揚げや漬物を添えるだけで、最高のごちそう。今年もまた、この豊かな恵みに「いただきます」と手を合わせたいと思います。