ゴールデンウィークが終わると、ふと家の中が静かになります。
子どもたちは、久しぶりに帰省していたけれど、また自分の町へ帰っていきます。
-夫婦2人- or -ひとりの暮らし- に戻ると、少しだけ胸がぽっかり空いた気もしてしまいます。ふとベランダから外を見ると、桜島の輪郭がやわらかく霞んで見えました。湿気を含んだ5月の風が、木々を揺らしています。
いつか、この家のことを考えなきゃな…でもまだ今じゃないな…なんてそう思いながら、ゆっくりとお茶を淹れます。
鹿児島で生まれ育ち、子供たちをこの家で育て、形ある小物たちが家を彩っています。
人にはタイミングがあります。このタイミング!という瞬間を逃さないよう先の事もすこしづつ考え視野に入れながら今後を
ゆっくりすごしていきたいと考える方も多いと思います。「住まいのこと」「家族のこと」「これからの自分のこと」ひとつずつ、焦らず、肩の力を抜いて考えていけばいい。そう思っています。
鹿児島には、そういう「余白」がちゃんとあります。海の青さも、山の静けさも、暮らしの中に溶け込んでいます。
焦らず、比べず、自分たちのリズムで。鹿児島の家と向き合う5月も、きっと悪くないなと。
知っておくだけでも違うかもしれない。
もしも住まいのこれからについて、誰かに少し相談したくなったら——
私たち「みなみの解体」が、そっとお手伝いします。
お気軽に、お問い合わせくださいね。