鹿児島の夏を彩る伝統行事✨おぎおんさぁ✨
今年2025年は、7月18日(金)から前夜祭~本祭は7月20日(日)という日程で行われます。
例年より少し前倒しの開催で、夏の訪れをいつもより早く感じさせてくれるような気がしています。
この祭り、もともとは江戸時代に始まり、なんと約400年もの歴史があります。
京都の祇園祭をルーツに持ち、「ごぎおんさぁ(祇園様)」と呼ばれていたものが鹿児島らしく「おぎおんさぁ」と親しまれるようになったそうです。
疫病退散、商売繁盛、無病息災を願うこの神事は、ただの夏祭りではなく、地域と人を結ぶ大切な祈りの場でもあります。
近年では宵祭の内容もだいぶ充実してきていて、今年はウォーターフロントパークではキッチンカーや焼酎、ビールの他、夜は納涼イルミネーション🎆
また天文館のセンテラススクエアでステージイベントジャズライブも予定されているとか。🏮お神輿だけじゃなく、夜の時間帯も盛り上がりそうで楽しみですね。
そして、やっぱり本祭の見どころといえば、約2キロの天文館電車通りをずらりと練り歩く神輿の行列。
男神輿の迫力ある掛け声や、女神輿の華やかさ、そして稚児行列の可愛らしさまで、どこを切り取っても見ごたえ十分です。
それぞれの神輿には、地域の人々の想いや歴史が込められていて、ただ見物するだけでなく、参加することでより深く感じられる祭りだと思います。
今年も「ソイヤ!」の掛け声が響く中、鹿児島の夏が本格的に始まります。
暑さ対策をしっかりして、浴衣でふらりと出かけてみるのもいいですね。
きっと街のあちこちで、笑顔と熱気に出会えるはずです。※水分はしっかり補給し、熱中症には充分お気を付けください。